11月30日~12月11日にパリで開催される国連気候変動会議(COP21)に出席する政府、企業及び市民社会団体が準備する中、地球温暖化の主な影響である食料制度が未だに議題に入っていない。
独裁色を強める韓国のパククネ政権は、労働組合とその権利に対する攻撃も強化している。
ウズベキスタン政府は、綿花収穫における大規模な強制労働を記録する人権擁護者の厳しい取り締まりを続けている。近年、ウズベキスタン当局は綿花畑での強制児童労働に対する国際批判を逸らすため、成人の強制労働に置き換えている。ウズベキスタンの農業の「近代化」に出資している世界銀行は、強制労働の存在を監視する立場にある。
IUFはフランスの加盟組織に対する連帯メッセージの中で、129の死者と350人の負傷者を出した11月13日に起きたパリでの残虐な攻撃を非難した。
アメリカ東海岸のシーフードのチェーンレストランや空港及びカジノに店舗を持つほか、加工シーフード製品を販売するフィリップス・シーフードは、インドネシアの蟹肉のために残忍な搾取と使い捨て労働に依存している。インドネシアのランプンのフィリップス・シーフード蟹肉工場で働く労働者のほとんどが女性で、その60%は正規雇用ではない。彼女らは常に待機の状態に置かれ、いつメールで呼び出されるか、あるいは仕事が回って来るかどうか全くわからない。
古代ギリシャ神話にトロイ戦争の物語があるが、それによるとギリシャ兵士たちは巨大な木馬に隠れて10年間包囲されていたトロイ市を打ち負かした。不用心なトロイ人はこの木馬を贈り物と思い町の中に運んできたが、ギリシャ兵士たちがそこから飛び出し、町を略奪し廃墟にしてしまった。
小さな子供の父親、サティヤジット・デブナスさんは家族と暮す竹製の小屋の代わりに本物の家を建てることを夢見てきた。彼はペプシコと独占契約するインドの倉庫で働きながらそのためにお金を貯めてきたが、労働者の権利を守ったため解雇された。そのため壊れやすい自宅の小屋がモンスーンの雨に耐えられるかどうか心配している。
オーストラリア製造労働組合(AMWU)は、アメリカに本社のある野菜及び肥料の多国籍企業シンプロットがタスマニア北部のウルバーストン工場で高齢労働者を強制的に解雇し、非正規労働者に置き換えていることに対し、抗議行動を強化している。
雇用交渉の真最中にシンプロットは、その多くが勤続25年以上の7名を10月23-24日に解雇しながら、同時に新たな非正規労働者の募集広告を出した。
10月13-14日、アメリカ、ヨーロッパ、アジア及び太平洋のIUF加盟組織がシカゴに集まり、第3
農業は水の最大の消費者である。5年前の2010年、国連総会は安全な飲料水と公衆衛生の普遍的な権利を確認し、それを食料に対する人権と関連付けた。農業労働者のために安全な飲料水と公衆衛生を十分確保する政府及び使用者の義務を、ILO条約は確約している。それにも拘らず、何百万人もの農業労働者たちは働く場と自宅で安全な水を十分得られず、その結果、毎年死者が絶えない。
ヨーロッパ中で市民が10月10日、民主主義に脅威を与える3つの有害な貿易投資協定に反対を表明するため、街頭で行進した。その3つの協定とは、世界の富裕国が先導するTTIP(EU/アメリカ)、CETA(EU/カナダ)及びTISA(新サービス貿易協定)である。
グローバル・スナック&飲料大手ペプシコのインド、西ベンガル州の勇敢な労働者グループが組合を結成したところ解雇され、彼らの権利が侵害さている。ここからペプシコにメッセージを送ろう。
IUF加盟組織NUWHRAINはグローバル客室清掃係キャンペーンに参加したのを受け8月にキャンペーン委員会を立ち上げ、マニラのソフィテルとホリデーインの単組支部で重要な勝利を収めた。組合は、これら二つのホテルで清掃担当客室数の割り当てを撤廃させ、シフトを8時間に制限させ、非正規労働者の一部を正規雇用に転換させることに成功し、今後も正規雇用への転換が見込まれる。
ウルグアイ大統領は、与党の拡大戦線連合の政治的協議会の大多数の投票を受け、ウルグアイが新サービス貿易協定(TISA)の交渉を離脱すると正式に発表した。
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