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フィリピン:セントロ、COVID-19のロックダウンの影響を受けたすべての労働者の所得保障を求める

24.04.20 News
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食品や飲料、HRCTのメンバーシップを通じてIUFに加盟している労働組合センター「セントロ」は、全国的なロックダウンの影響を受けたインフォーマル労働者や失業者等のすべての労働者の所得保障を要求している。

 

現在の政府のプログラムでは、社会福祉開発省(DWSD)が採用した1800万世帯を対象とした所得支援プログラムでも、必要とされる支援のごく一部しか提供していない。DWSDプログラムの恩恵を受けられるのは世帯の3%未満であり、世帯の大多数は、困難な時には少なくとも53%の支出を削減しなければならないだろう。

 

SENTROのジョシュア・マタ書記長は、影響を受けたすべての労働者世帯への収入支援が、この危機における唯一の解決策であると主張している。「ロックダウンで打撃を受けたすべての労働者は、現行の地域最低賃金に相当する政府の支援を受けるべきである」とマタは言い、政府は社会的セーフティネットを拡大し、国内の労働者の大部分を雇用する中小企業に支援を提供するために、危機の間に支出を大幅に増やさなければならないと付け加えた。