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セクシャル・ハラスメントとの闘いに関してIUFとアコーインベストが合意

24.10.19 News
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IUFと、フランスに本拠地を置く多国籍ホテルチェーンのアコーインベストは、職場におけるセクシャル・ハラスメントと闘うための措置に関する協定に署名した。

この合意は、7月15日にフランスのパリにおいて、IUF書記長のスー・ロンリーとアコーインベストのCEOであるジョン・オジンガによって署名された。また、アコーインベスト・グループに雇用されている、またはアコーインベストのために働く全ての人を対象としている。

この協定は、セクシャル・ハラスメントに関するゼロ寛容方針を定め、職場のセクシャル・ハラスメントの撲滅における組合と団体交渉の不可欠な役割を認める。性別を意識した包括的な手順が、予防から罰則まで、実施の基礎を形成する。

アコーインベストは「セクハラに関するゼロ寛容方針と、労働者や顧客からのセクハラの訴えに基づき、顧客に対し、退去を含め必要に応じて法律を超えた措置が取られる可能性があることを、確実に通知するよう同社の施設を運営する企業に保証させる」と約束した。

実施の進捗状況は共同で定期的に査定される。

この協定は、今年6月の職場における暴力とハラスメントの撤廃に関する ILO条約第190号の採択

に続き、IUFが署名したこの分野の最初の協定である。条約は、労働者が取引先、顧客、サービス提供者を含む第三者による暴力やハラスメントから保護されなければならないことを明確に規定する。

アコーインベストは、世界中に約900のホテルを持つアコーブランド・ホテルの最大の運営業者である。将来的には、他のブランドで運営されているホテルも所有する可能性がある。

「調査によると、サービス産業ではセクシャル・ハラスメントが常に存在している。IUF書記長のスー・ロンリーは、協働することで最高の結果が得られるという、アコーインベストの承認が非常に重要だと述べた。

アコーインベストCEOのジョン・オジンガは次のように述べた。「ヨーロッパにおいて先を行く投資家でありオーナー事業主として、企業の倫理やCSRの取り組みと完全に一致させ、このトピックに関する立場を明確に表明することが当グループにとって重要である。この共同誓約は、従業員の社会的進歩と労働条件の改善の一助となる」

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