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インドネシアのグローバル水産サプライヤーBMIにおける反組合的攻撃が激化

02.07.19 News
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インドネシアのIUF加盟組織は、組合書記長レニ・デスミリアが5月17日に逮捕されたのを受け、世界の水産大手に供給する主要サプライヤー、ブミ・メナラ・インターヌサ(BMI)のインドネシア・ランプンにある水産工場の前で大規模な連日抗議行動を開始した。

8年前にレニさんは契約労働者として同工場で働き始めたが、今になって会社は彼女が就職するために偽造高校卒業証書を提出したと断言し、警察に通報し、最大の刑罰となる懲役6年を要求した。会社のこの執拗な要求を受け、自動小銃を携えた警官が彼女の自宅に行き逮捕した。

 

6月2日、BMI経営陣は投獄されているレニさんを訪ね、もし彼女が会社を退職するなら即座に釈放されると伝え、また彼女の逮捕、投獄及び訴追はBMIの要請だったことを認めた。しかし彼女は退職を拒否した。

 

SPBMI(BMI労働組合)は2012年以降、特に女性労働者の多くに影響を及ぼす 永続的な不安を引き起こす非正規雇用契約の大規模な使用を含む、工場で蔓延する不正行為を終わらせるために闘っている。BMIの警察の動員及び起訴力は、不正を継続していく会社の行為がますます激化することを示している。

 

組合はレニさんの即時釈放と、罪の内容に相応する刑罰に減刑させるよう要請している。IUFはBMIの国外主要顧客に連絡を取り、この言語道断の反組合的攻撃を会社が止めるよう介入を要請した。