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コカ・コーラ・インドネシア労働者達は、迫害された組合リーダー達への信頼を再確認

06.03.19 News
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独立系民主的組合のために闘っているコカ・コーラ・インドネシア労働者は、経営によって迫害された組合リーダーへの信頼を再確認した。2月5日の通常の組合員会議で、ルトフィ・アリフィヤントがジャワのバウェンにあるコカ・コーラ・インドネシア労働者組合、独立系SBMCCの委員長に再選された。

 

組合が2017年2月の設立総会で委員長を選出した3日後、ルトフィはバウェン工場から約170キロメートル離れた物流施設への転任を伝えられた。経営が組合の指導者を自由に選出するという組合員の基本的権利を侵害したため、彼は転任を拒否した。国際的に認められたこれらの権利の剥奪を拒否した結果、彼は2017年11月21日に正式に解雇された。

解雇されてから、ルトフィは彼を組合委員長に選出した労働者達の工場へのアクセスを拒否され、経営は彼の労使会議への参加を拒否した。

バウェンよる組合委員長の強固な支持は、同社のシビトゥン物流センターで独立組合SBCCDの委員長として昨年6月に再選したアトラ・ナルワント氏に続くものである。軍事独裁政権の権威主義的な労使関係の遺産に挑むために、コカ・コーラ・インドネシアにおいて組織された労働者に対する経営の反発の一環として、アトラは2015年に停職となり、翌年解雇された。ルトフィのように、彼も組織的に組合員との接触を拒否されており、経営は彼が代表を務める組合との会合を拒否している。これはILO条約と法体系の甚だしい侵害である。

コカ・コーラ・インドネシアは独立系組合の指導者や組合員達の迫害を続けており、直近の例として、2018年11月に新しく設立された独立系SPMCCの書記長、副書記長および広報担当が、組合員のみをターゲットにした「自発的な」自主退職の枠組みの中で解雇された バンドン事業所の例がある。

 

インドネシアや世界中のIUFメンバーの支援を受け、コカ・コーラでの権利闘争は続いている。