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ユニリーバと締結、権利と承認に関するグローバル協定

31.01.19 News
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IUF書記長のスー・ロンリーと、インダストリオール・グローバルユニオンのバルター・サンチェス書記長、ユニリーバCEOのポール・ポルマンは、世界的消費財メーカーのユニリーバとの2010年から続く年2回の定例会議において、組合の権利と承認に関する共同の覚書に昨年10月31日に署名した。覚書により合意プロセスが正式なものとなり、「全世界のユニリーバ事業所において確実に、労働者が自由に国際的に承認された権利を行使できること、特に、報復や抑圧、いかなる種類の差別の恐れなく組合に加入し団体交渉をする権利を行使できるようにする」、永久的なプラットフォームが確立された。覚書の中で、「これらの権利が、ユニリーバに製品や事業や各種サービスを提供する企業、及びその下請け企業によって同様に尊重されるように行動する義務をユニリーバは承認する。」と述べられている。

IMG_5417%20Adjusted_best_resizedまた覚書では、この権利の枠組みの中で持続可能な雇用と男女平等にフォーカスしている作業グループを通じて獲得した、継続中の取り組みの重要性も強調している。

IUF書記長のスー・ロンリーは、「私たちはこれらの問題に関して、ユニリーバと何年にもわたり順調に取り組んでいます。」「また、さらに私たちの繋がりを深めることを期待しています。プロセスが正式なものとなった今、私たちは、覚書で定められた原則を世界中のユニリーバの事業所において地域レベル、国レベルまたは現地で確実に落とし込めるよう、共に取り組んでいく必要があります。」と述べた。

共同覚書の文書を読むにはここをクリック。