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スウェーデン政府所有のアルコール小売専売のサプライチェーンの権利に関する協定をIUFが締結

28.09.17 News
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IUF824日ストックホルムで、スウェーデン政府が所有するアルコール小売専売であるSystembolagetと覚書を交わした。Systembolagetはスウェーデン国内のみで運営されている一方、サプライチェーンは世界中にある。

 

この覚書は、特に農業関連原料のSystembolgetのサプライチェーンにおける労働条件に対する共有懸念から浮上した。この協定の下、情報交換とIUFが提起する懸念に取り組むため、定期的な会合が持たれる。

 

この覚書では、労働組合に加入したり団体交渉をする権利を労働者が行使する権利を含む、アルコール産業とそのサプライチェーンの労働条件の改善に、SystembolagetIUFが共通の関心を持つことが確認されている。

Systembolagetの店舗労働者を代表するIUF加盟組織Unionenは、この覚書の共同署名者である。Unionenは他のIUF加盟組織Kommunalと食品労働組合Livsと共に、南アフリカのワイン農場、特に最近はワイン製造会社ロバートソンにおける労働条件に長年懸念を表明していた。

 

MoUStockholm
ストックホルムでIUF-Systembolaget覚書に署名。左からUnionenのマーティン・リンダ―会長、Unionenのマリア・ニルソンSPF会長、Systembolagetのマグダレナ・ゲルガーCEOIUFのロン・オズワルド書記長