インドネシア、パンジャンのネスレで新労働協約

26.05.13 News
IUF全体で共に闘った、基本権を求める長期の困難な闘争の後、パンジャンのネスレ労組は、新労働協約の交渉に成功した。
組合員は、始めて交渉された賃金表と改善された賃上げ率と年功調整がある給与体系を手にし、業績ベースの賃上げを終わらせた。
IUF書記長ロン・オズワルドは、お祝いのメッセージで、「組合と組合員の皆さんは、交渉権と改善された賃金表を確実にする労働協約を誇りに思うべきです。また、IUFの全てのメンバーにとっても励みとなるものです」と語った。

インド:ディーセントジョブを求める闘いで、乳業労働者が停職や賃金カットに直面

22.04.13 News

牛乳収集の労働者にディーセントジョブを求めて1500名の組合員が闘争を行ったが、この報復行為として、GSKホルリックスの経営者は、500名の労働者の賃金を18%カットし、16名の労働者を停職処分にした。他に11名が虚偽の告発をされ、停職になるかもしれない。これは、組合の抗議集会に参加した罰として248名の労働者の賃金をカットした後に起こったものである。

IUFに加盟する乳製品工場労組は、来週の株主会議でグラクソ・スミス・クライン(GSK)の過剰なロイヤルティ請求と工場への投資不足と、その結果、これが賃金と労働条件を引き下げるプレッシャーになっていることを暴露して、キャンペーンをエスカレートさせる。

インドで新しいダノンベビーフード労組結成

22.04.13 News

パンジャブ、ラルウのベビーフードの工場ニュートリシアで発の労組が結成された。この工場は一年前にダノンがウォックハード社から買収したものである。

ニュートリアシア労組は、3月25日に正式に登録された。ラルウ工場の全従業員の87%である52名を代表する。

4月14日にIUF代表が組合に会い、彼らの達成を祝福した。

左から、レワ・パル法律顧問、スレシュクマール情報担当、アシュウィニ・サクジャ委員長、プリタム・シン財務部長、ハリ・シャンカー副委員長

アルジェリア初の独立ケータリング労組発足す

22.04.13 News

英国に本拠地を持つ多国籍企業コンパスのアルジェリア国内のケータリング施設に雇われる労働者は、3月末に首都アルジェで組合結成大会を開き、組合の正式な登録手続きを完了した。アルジェリア・コンパスの全国自治労組、SNATEAは、アルジェリア初の独立ケータリング労組で、同国で数を増す独立民間労組の仲間入りを果たした。IUFは、結成労組のメンバーを祝福し、連帯と支援を約束した。

インド、アメダバッドで女性タバコ労働者、歴史的な賃上げを獲得

21.04.13 News

インド北西のグジャラット州、アメダバッドのビィディ(紙巻)の家内労働者として雇用される1万5千名以上の女性労働者は、団体交渉を通じて、15%の賃上げを獲得した。この女性ビィディ労働者は、IUF加盟の自営女性協会(SEWA)のメンバーである。

近隣のラジャスタン州では、SEWAは、2010年にビィディ労働者の組織化に成功し、当初78%の賃上げを交渉し、毎年、団体交渉を通じて継続的に賃金を引き上げてきた。今年、SEWAに組織化されるラジャスタンのビィディ労働者は12%の賃上げを獲得した。

インド:ホテル労働者代替会議が『最悪の使用者』を非難

21.04.13 News

IUF加盟労組インドホテル従業員連合(HEFOI)は、グランド・ハイアット・ムンバイで開催された公式のホテル投資家会議に挑戦して4月3日に代替のホテル労働者会議を組織した。

主要なホテルオーナーと国際、国内ホテルチェーンのCEOが、急速に成長するインドの接客業産業を搾取する公式のイベントに集まった時、代替のイベントが、不安定雇用、労働者を酷使する経営者、ひどい安全衛生条件、権利の否定に関する女性労働者の芝居と労働者の証言で、豪華ホテル産業の派手で魅惑的な見かけの背後にある厳しい現実に注目させた。

代替のホテル労働者会議の後すぐに、200名以上のホテル労働者代表が、最悪の使用者賞を手渡すためにグランド・ハイアット・ムンバイにデモ行進した。抗議集会では、米国のハイアットボイコットのキャンペーンも支援された。

ドイツ:NGG、コカ・コーラで非正規労働者の雇用保証と利得を勝ち取る

19.04.13 News

 

IUF加盟のNGGは、ドイツ・コカ・コーラで雇用削減に歯止めをかけるため、11回に及ぶ交渉と2週間の全国規模の警告ストライキを経て、上首尾の労働協約を締結した。NGGは、本労働協約期間中に強制的な人員削減をしないことを確実にして、雇用を確保した。組合が勝ち取った中で最も重要なもののひとつは、非正規労働者の雇用12ヶ月後の均等賃金である。週末及び交代勤務の引継ぎの労働時間も確立され、こういった作業で労働者がより多くの手当てを受けられるようにした。

転籍になるオランダ・ユニリーバ労働者の補償向上で、ストライキ終了

19.04.13 News

5月1日にソデッソに転籍になるFNV Bondgenoten の組合員は、4月9日にユニリバー本社で威勢のいいデモを行い、ストライキを終了した。この時ユニリバーフードサービスピーターマリッツバーグで南アフリカのIUF組合員が新しい国際支援活動を行っていた。 オランダにおける前代未聞の6週間の争議行為の後、ユニリバーは、やっと交渉に合意し、ストライキ参加者は、4月12日に決着を承認した。

この決着は、転籍従業員に、ソデッソに10年勤務すると向上された年金補償、3年間の雇用保証、分割勤務をおこなわないなどの労働条件保証をもたらした。

タイの労働者の権利、安いフルーツジュースの本当の値段

16.04.13 Feature

スーパーマーケットの安い自社ブランド製品は、しばしば高い代償を払うものだ。タイの場合、この高い代償には、強制労働、違法な低賃金、危険な労働条件が入る。

タイ産のフルーツジュースが、欧州のフルーツジュース生産業者を通じて加工され、欧州のスーパーマーケットで安価なスーパーの自社ブランドとして販売されているケースで最近この実態が明らかになった。

ナチュラルフルーツ社で労働者が直面している劣悪な条件(タイの食品農業産業で横行している労働条件)のすっぱ抜きがフィンランドとタイで出版された。タイ現地企業の欧州の二つの主要顧客は、このタイ企業との契約を突然終了させた。そうすることで、この会社は、現地企業の恥ずべき労働条件の共犯者であることを隠そうとし、またすべての責任を回避しようとした。しかしこれは、認めらてはならない。

IUFは、この欧州の生産業者が行った役割を確認中で、そういった会社を公に直接指さしをするつもりだ。また、このような非常に劣悪で違法な労働条件で作られたジュースを最終的に購入していたスーパーマーケットを確認する。

パキスタンのモンデリーズでロックアウト及び権利の侵害

06.04.13 News

クラフト・フーズ・パキスタン(以前キャドバリーに、今はモンデリーズに所有される)の経営者は組合をロックアウトし、組合が同工場の何百名もの契約労働者の権利を擁護した報復で組合幹部を攻撃した。

脆弱な労働基準:馬肉のスキャンダルの背後にあるスキャンダル

28.03.13 News

欧州中の食品製造業者が、どの動物が自社の肉の原料になっているのかを突き止めるためにDNA検査プログラムを実施しているが、一方でこの一連の食品安全性スキャンダルの根本的な原因は無視され続けている。

IUFは、食品安全の危機再発の根本的な原因に取り組む行動が必要だと、繰り返し主張する。

脆弱な労働基準:馬肉のスキャンダルの背後にあるスキャンダルを読むには、ここをクリック

 

グアテマラの我々の同志、キラ・スルエタ・エンリケスさんが殺害される

28.03.13 News

グアテマラの我々の加盟組合FESTRASは、3月22日先週の金曜日に起こった労組幹部キラ・スルエタ・エンリケスさんの殺害を強く非難した。キラさんは彼女に向けられた数発の弾に当たり死亡した。

キラさんは、エスクウィントラ県のFESTRAS加盟のヌエバ・コンセプション自治体労組の書記長だった。

キラさんは、社会の不正義に対する闘争に力を尽くす模範だった。

我々は当局に対して、キラ・スルエタ・エンリケスさんの殺害が十分に解明されるまで徹底的な捜査を行うよう要求する。

我々はグアテマラの労働組合とエスキントラ県ヌエバ・コンセプションの人々に、職場の権利を守る自治体労働者の闘争を支援するよう要請する。

これは、民主主義、グアテマラ共和国憲法に規定された保証、そしてグアテマラが批准した国際条約にとって、深刻な後退を意味する。

 

インドネシア、ハイアットでFSPMが組合権を勝ち取る

25.03.13 News

インドネシアの労働運動は、3月18日にハイアット・リージェンシー・バンダン労組の活動家、ユダサリ・パルディカンさんとアーリー・ソバリさんが職場復帰を果たしたことで、組合員の雇用保障と尊厳の擁護という観点から大きな成果を上げ、IUF加盟労組、FSPMの5年間に亘る困難な闘争を締めくくった。彼らの虚偽刑事告訴の嫌疑を晴らした2年前の裁判所判決に対し会社が控訴していたが、それを最高裁が棄却したため、両名は職場復帰を果たした。FSPMは、2008年に二人が解雇されて以来、職場復帰を求めて精力的にキャンペーン活動を行ってきた。完全な権利を伴った職場復帰は重要な前例となり、連帯活動に貴重な教訓を提供するものだ。

 

機械で親指を半分失い、解雇される:エジプトのモンデリーズで働く残酷な現実

20.03.13 Urgent Action

 

アーマッド・アブダルガニ・アワッド・アブダルガニさん、26歳は、キャドバリー・エジプト(現在、モンデリーズ100%所有の子会社)で、2008年から2011年12月まで働いていた。正規雇用されることは一度もなく、アレクサンドリア工場でチューイングガムを生産する多くの不安定雇用労働者の1人だった。彼は通常3人で動かす機械を1人で作動させていた時に、親指を半分失った。そして、仕事を失った。彼は次のように語った。

「2011年7月12日、非番の日だったが、仕事に来ないと解雇すると言われた。通常3人で動かす機械に1人でついた。機械が作動しなかったので、修理しようとした。上着が機械に巻き込まれたので、引っ張って戻そうとしたが、機械に親指の上部を切断されてしまった。

工場には、救急車がなかった。30分間出血が続いた後、友人と同僚が私を病院に連れて行ってくれた。

人事課長のモハマッド・アブ・アライナインが病院に来て、3時間に及んだ手術の費用を払った。

IUFは、米国政府にモンデリーズの国際基準侵害を伝え、正式に意義申し立てを行う

19.03.13 News

米国に本社を置くスナックフードの多国籍企業モンデリーズは、IUFが同社の権利侵害の証拠を文書にして伝えているにもかかわらず、一貫して回答を拒否している。ビジネス人権リソース・センターがモンデリーズに、IUFに返事をするよう依頼したが、会社は主要な問題を避け、国際基準について意義ある言及をしなかった。

このためIUFは、米国政府の関連当局に正式な申し立てを行った。そしてエジプトとチュニジアのモンデリーズの組合員を擁護するグローバル・キャンペーンを開始した。

 

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