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フィリピン:RESPECTが、数千人のファーストフード店従業員を正規雇用にする政令の適用を更に拡大するよう要請
19.04.18 News
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リスペクト・ファーストフード・ワーカーズ・アライアンス(RESPECT)は、ファーストフード店で働く従業員の職の安定のための長いキャンペーンの末、部分的ではあるが重要な勝利を勝ち取った。4月3日、フィリピン労働雇用省(DOLE)は、ジョリビーとバーガーキングに対し、6,400人の臨時雇用従業員を直雇用の正社員に転換するよう命じた。
RESPECTは、この政令を歓迎する一方で、その政令の即時実行と、マクドナルド等、全てのファーストフード店に直営店・フランチャイズ店を問わず広く適用されるよう要求している。
フィリピンでは、何千人ものファーストフード店従業員が、労働者派遣を通じて複数の契約の下に何年も勤務している。この不安定な雇用形態と解雇の容易さが、労働者が給与の遅滞や不当な削減、サービス残業に立ち向かうのを阻害する要因になっている。