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IUFファストフード・グローバル行動デーに、世界中の何千人もの労働者が参加する

12.05.15 News
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ファストフード労働者と彼らの争議の注目度を上げ、また変革のニーズの緊急性を浮き彫りにするため、IUF加盟組織が5大陸40カ国以上で、415日のIUF国際ファストフード労働者デーに参加した。

FastFoodDayAuckland
ニュージーランド、オークランド

少数の大手多国籍企業が支配するファストフード産業は、何百万人もの労働者に依存している。その多くは若手労働者で、パートタイム労働を求める学生が多いが、家族を支えるためにファストフード労働に依存するより年齢層が上の労働者が増えてきている。世界中のファストフード労働者は貧困賃金、不安定雇用、手当と社会保障の欠如、そしてこの産業でパターン化している労働組合権の組織的な否定に、積極的に抗議している。ファストフード労働者は彼らの権利のために立ち上がり、賃上げ、組合承認及びディーセントな労働条件を求めて闘っている。

 

FastFoodDayAntwerp
ベルギー、アントワープ

415日に世界中の労働者と組合が連帯し、次の案件を訴えた: ニュージーランドとイギリスで最低労働時間を提供しない「ゼロ時間契約」に抗議; 韓国のマクドナルドの賃金及びスケジュールの乱用と安全性を欠く労働条件を暴露したガヒューン・リーさんの復職と組合つぶしを阻止; インドネシアとフィリピンで所謂「チャリティー」労働と未払いを阻止; アメリカの「ファイト・フォー15」キャンペーン(時給15ドルを求める)と組合権を要求; ブラジルの不当労働行為を阻止; 正義を求めるファストフード労働者の多数の闘いのほんの一部を挙げる。

FastFoodDayJakarta1
インドネシア、ジャカルタ

FastFoodDayManila
フィリピン、マニラ

FastFoodDaySaoPaulo
ブラジル、サンパウロ

FastFoodDaySeoul1
韓国、ソウル

FastFoodDayNYC
アメリカ、ニューヨーク