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救出されたシトラ・ミナの乗組員が、組合が所有する「労働者の安全」訓練船を進水させる

27.08.15 News
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インドネシアで拘束され、ツナの大企業シトラ・ミナに見捨てられていた43名の漁船乗組員の釈放と帰国のため、IUFSENTROが国際連携を実施してから5ヶ月後、シトラ・ミナ組合とその仲間は、組合が所有・運営する新たに建造された漁船3隻の進水式を祝った。

フィリピンに帰国後、見捨てられた乗組員たちはシトラ・ミナの人権侵害について議会公聴会で証言した。シトラ・ミナが補償を拒否したため、組合は労働雇用省(DOLE)の総合生活プログラムから船の建造費用を獲得した。進水式にはDOLEバルドズ長官とチャト次官も出席した。

これらの漁船は帰国した43名の乗組委員によって建造され、労働者の権利や適切な労働条件及び安全衛生を、フィリピンのツナ産業の持続可能性にとって不可欠なものにする「労働者の安全」ツナ・キャンペーンの一環として、彼らが乗組員となる。

SENTROの食品飲料労働者協議会を通じてIUFに加盟するシトラ・ミナ労働組合は、組合に加入する人権を行使したことで、2年近く前に解雇された組合役員たちの復職を求めて闘い続ける。

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