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今、民主主義!

14.02.11 Editorial
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チュニジアで始まった民主的な大衆動乱は、今や北アフリカに広がっている。そして、中東はパニックに陥り、驚愕し、感化を受けた。パニックに陥るのは、現金の安全な避難場所を求める交換可能通貨の銀行口座所有者だけに限らない。政治家は快適な亡命を奪い合い、大使館や外務省は間違いなく共謀の証拠を燃やし、シュレッダーで裁断しているだろう。これはこの地域とそれ以外の、暴力と抑圧に助長された略奪システムの複合関係から利益を得る全ての者に及ぶ。

カイロやその他のエジプトの都市で、自由を求めて集会する大群集の並外れた決意、統制、組織能力、楽観論は、自分たちの闘いとこれを同一視する世界中の人々を感化し、エジプトにおける当面の結果がなんであろうと、人々は自分たちで歴史を作り、どんな政権も永久に継続しないという考えが確認され、強まった。

独立したエジプトのナショナルセンターの1月末の声明は、大きな民主主義への前進だった。警察の歴史の考え方に同意する者だけを驚かせたはずだ。というのは、近年、繊維労働者や他の民間部門と公共部門労働者の大規模闘争がエジプトで発生しており、彼らの食べるためのまた尊厳のための闘いは、日常的な抑圧に直面し、政権との即時対立となっていたからだ。

地域全体で、労働者は運動を起こしている。この運動を前進させるには、独立の労働組合が必要だ。チュニジアでは、運動に勢いがつくと、反旗を翻す地域社会は調整と組織をチュニジア一般労組(UGTT)に委ねた。他の場所でも独裁政権と関係を持つ組合は、労働者の利害を表明するための道具として再利用さるかもしれない。あるいは単に一蹴されるだけかもしれない。

我々は今日、労働者の闘争からどんな組織が究極に生じるかはわからないが、彼らの闘争が我々の闘争だということを理解している。