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カンボジア:停職にされたナガ・ワールド・ホテル・カジノの組合委員長の復職をストライキで勝ち取る

24.01.20 News
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1月9日に始まったプノンペンのナガ・ワールド・ホテル・カジノでの組合員によるストライキの後、停職になっていた組合委員長のシム・シタール女史が復職した。組合員たちは、長期にわたる承認と団体交渉権の要求、2019年9月20日に停職になった委員長の復職の要求、暴力や侵害から労働者を守るための組合の提案を支援するストライキをした。

ストライキは、経営が復職に合意し、政府職員が関与する調停で賃金交渉が合意された後のスト2日目の1月10日に中止になった。

 

しかし、大手のナガ・ワールドにおいてまだ終わっていない仕事がある。経営は、メンバーのスト行動への投票を受けて、スト行動に対し解雇を含む懲戒処分を与えると脅した後に、ストが違法であるとする裁判所の禁止命令を獲得した。賃金交渉のための闘いの承認は確保されていない。組合は、特にカジノ部門の労働者に対する嫌がらせ、暴力、侵害に対する保護に合意できていない。

 

組合は、組合委員長のシム・シタール女史を復職させるための闘いを支持してメッセージを送ってくれた何千人もの人々に心から感謝している。