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フィリピンのフィリップ・モリスの工場において、工場閉鎖と大量解雇に対するストライキ

09.11.18 News
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PhilipMorrisPhilippines

フィリピン最大のたばこ企業の労働者が、工場閉鎖と大量解雇に抗議して928日からストライキを行っている。Partido Manggagaw(フィリピン労働者党)が支援しているフィリップ・モリス・フォーチュン・タバコ労働組合(PMFTCLU-NAFLU)は、大量解雇に抗議するために928日にスト行動を立ち上げた。フィリップ・モリス・インターナショナルとフォーチュン・タバコ・コーポレーションの合弁会社であるフィリップ・モリス・フォーチュン・タバコ・コーポレーション(PMFTC)は、フィリピンのたばこ市場の90%を占めている。 フォーチュン・タバコ・コーポレーションは、PMFTCの会長を務めている億万長者のルチョ・タン氏が所有している。フィリップ・モリス・インターナショナルは、PMFTCの日々の業務を管理している。


20188月、PMFTCは、イロコス・シュールのビーガンにある再乾燥工場を突然閉鎖し、90人の労働者を解雇し、さらにマリキナ工場の220人の労働者(全労働力の3分の1)を解雇した。同社は目標を達成した労働者による生産性と利益の向上を発表したが、経営は閉鎖と解雇の理由を明らかにせず、組合とのいかなる交渉も拒否した。


PMFTCLU-NAFLUPartido
Manggagawa
は、依然として閉鎖しているビーガン工場とマリキナ工場の両方で引き続きピケラインを張っている。