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世界中のIUFメンバーが、コカ・コーラ社が主催する人権会議において同社の権利の侵害に抗議

25.09.18 News
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913日、アトランタのコカ・コーラ社グローバル本社において行われた同社主催のビジネスと人権に関する会議の際に、世界中のコカ・コーラ労働者を代表する各組合が、同社前でIUF主導による活発なデモを敢行した。

 

IUFは、グローバルなコカ・コーラ体制において組合員労働者の大多数を代表しているが、同社が自社の従業員や、インドネシア、ハイチ、フィリピン、アメリカ、アイルランドにおけるボトラーの従業員の権利を組織的に侵害している状況を受け(詳細はここをクリック) 、同社の事業のイメージアップを狙った会議への招待を辞退した。

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「コカ・コーラ社はIUFを通じて、このような継続する権利侵害について十分に認識しているにもかかわらず、それを是正するために意義ある行動を取るのを拒んでいる。この人権会議は、同社の実世界の権利のますます陳腐な記録を推進する場であり、計画的で回避的な最近の人権レポートは、権利の尊重の観点から、真の責任を広報活動で代用しようとする同社の試みである。」とスー・ロンリーIUF書記長は述べた。

 

IUFは、同社で継続されている権利侵害について、会議の話し手たちが問題を認識するよう、更なる情報を彼らに送り、それらの情報を同社に提起するよう依頼した。多くの話し手が、会議に入る前にデモ参加者と話をするために立ち止まった。

 

今回のデモは、地元の大学でIUFの代替となる人権を簡潔に説明することで幕を閉じた。そこでは、アメリカ、インドネシア、フィリピンからの労働組合の話し手たちが、コカ・コーラで働く現実を語った。

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アトランタの会議での抗議に続いて、ハイチ、インドネシア、フィリピンからの労働組合代表者を含む国際的なIUFの代議員は、数週間以内に北米コカ・コーラ社の組合を訪問する予定である。