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本当にひどい、これがテトリーだ!- 安全な飲料水に対する人権を否定された紅茶労働者たち

25.06.18 Urgent Action
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インドの紅茶農園に住み込みで働く労働者たちは、何世代にもわたって安全な飲料水と適切な衛生施設がないことに立ち向かってきた。

 

この2年間、イギリスに本社を置くテトリーに茶葉を供給するアッサム州、西ベンガル州の農園で働く女性労働者は、基本的な人権である適切な水と衛生を求めて組織化してきた。

 

労働者たちは何年にもわたって経営に苦情を申し立ててきたが、彼らの訴えは無視された。女性を中心とする労働者たちは、IUFの支援によって、この惨状を文書化し具体的な改善案を提示するため、6ヶ所の農園において水と衛生委員会を結成した。

 

今年の 世界水の日 のキャンペーンの会合や集会において、労働者たちはテトリーに対し、地元の農園の経営に委員会との信義誠実な交渉に入るように働きかけ、サプライチェーンにおいてきちんと人権を尊重する責任を認識するよう求めた。

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これに対しテトリーは、農園労働者たちは水と衛生の「課題」(人権侵害ではない)に直面しているが、同社にはこの課題に対処するための「段階的なアクション・プラン」があると公式に認めた。しかしこの「アクション・プラン」は労働者委員会を排除している。

 

労働者たちは同社の主張を退け、問題なのは彼らの水と衛生に対する権利であり、また飲料水へのアクセスや適切な衛生施設の欠如が、彼らの家族の生活や健康を脅かすことで、彼らが直接関与しなければ持続可能な解決策がない、と訴えた。 彼らのショート・ビデオを見るにはここをクリック。


テトリーに、労働者たちが自ら組織した水と衛生委員会と交渉し、人権侵害に対処するよう訴えるメッセージを送るにはここをクリック。
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