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世界水の日:グローバルブランドに原料を供給するインドのお茶のプランテーションで働く女性達が、水と公衆衛生の権利を要求

03.04.18 News
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322日の世界水の日に、アッサム州と西ベンガル州のお茶のプランテーションで働く女性を中心とする労働者が会合を開き、人の基本的な権利である水と公衆衛生が長期間保たれていないことを強調するために再結集した。アッサムでは3つのプランテーションから132人の労働者(女性124人、男性18人)、西ベンガルからは305人の労働者(女性245人、男性60人)が、水と公衆衛生キャンペーンを展開した。
worldwaterday2お茶を摘み取る女性達は通常、仕事の前後に、家族のための水を確保するために限られた蛇口に数時間並ぶ。その結果、出勤が遅れると、その日は勤務を断られる。職場でも住宅地でも、野外の蛇口やタンク、排水は、デング熱やマラリア、他の病気を運ぶ蚊の発生源になっている。衛生施設は限られており、状況は劣悪である。しかもこれらのプランテーションでとれるお茶は、レインフォレスト・アライアンス認証を取得している。

IUFのサポートで、女性を中心とするこのようなプランテーションの労働者達は委員会を結成し、利用できる水や衛生施設を記録に残し、地図を作り、それを利用するための手段について交渉を要求した。農園所有者はこれを拒否した。現在IUFは、手始めに、これらのプランテーションから原料を調達している国際的な紅茶メーカーの英 テトリーに、水と衛生委員会との交渉に応じるようにサプライヤーに働きかけるよう呼びかけた。
AssamWWD

テトリーに原料を供給しているプランテーションについてのレポートはこちら。 

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