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インドネシアで初となる食品労働者の独立連合が設立される

01.03.18 News
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16の独立組合が223日、インドネシアで初となる独立食品労働者連合FSBMMを結成するため、ジョグジャカルタに集まった。共に組織化・闘争・勝利してきた20年間を象徴し、この連合の設立は、インドネシアの食品飲料の独立した民主的組合の力を構築する上で、歴史的な一歩となる。

 

FSBMMメンバーたちは、コカ・コーラ・アマティル、ネスレ、ユニリーバ、ダノン、インドフード、フィリップス・シーフード及びインドネシア現地の多数の企業で働いており、彼らの闘争はインドネシアをはるかに超えて労働者たちに影響を及ぼした。ネスレ・インドネシアにおける労働組合権を守るための長期にわたった「ネスプレッシャー」闘争は、IUFの国際的認知をネスレに認めさせる強力な動機付けとなった。

 

FSBMM組合のメンバーたちは、今後の活動の明確な計画とその活動を前進させるためのリーダーシップ構造をきちんと把握して、設立大会を後にした。ドウィ・ハリョトさんが向こう3年間のFSBMMの議長、そしてエコ・スマリョノさんが書記長として選ばれた。また現行及び今後の組合活動を支援するため、全国及び地域レベルの構成も決定された。大会ではIUFFSBMMの現行の3つの闘争に対する全面的なコミットメントも確認された。その3つの闘争とは、コカ・コーラ・インドネシアに解雇された独立労働組合の役員の復職を求める「コカ・コーラ・ゼロ権利」キャンペーン、フィリップス・シーフード・キャンペーン、そしてウマス・ジャヤ・キャンペーン(グレイトジャイアント・パイナップル)である。

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