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コロンビア:SINTRAINAGOが砂糖産業の生活に対する「自由貿易」の打撃的影響を警告

22.02.16 News
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コロンビア全国農業労働組合(SINTRAINAGO)は、ヴァレ・デル・カウカ及びリサラルダ県の75万人以上のサトウキビ労働者とその家族の生活を脅かす政府の経済政策の抜本的な変更を要求している。2012年のアメリカとの自由貿易協定がコロンビアの食料生産を空洞化させるドアを開けてしまい、サントス政権は、アメリカの補助金を受けて生産された砂糖、甘味料及びエタノールの大量輸入を推進し、何千人ものコロンビア人を極度の貧困に追い込んでいる。

 

平和交渉によるプロセスの一環としてFARCゲリラが解散する予定になっているのがコロンビアのこの地域であるため、生活の大規模な破壊は非常に危険である。組合によれば、大量失業と貧困は緊張を悪化させ、暴力の増加の可能性を増すことになる。

SINTRAINAGROは、コロンビアの農業労働者の組織化された労働者の大半を代表する。