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2015年世界食料デー: 飲料水不足で亡くなり続ける農業労働者たち

26.10.15 News
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農業は水の最大の消費者である。5年前の2010年、国連総会は安全な飲料水と公衆衛生の普遍的な権利を確認し、それを食料に対する人権と関連付けた。農業労働者のために安全な飲料水と公衆衛生を十分確保する政府及び使用者の義務を、ILO条約は確約している。それにも拘らず、何百万人もの農業労働者たちは働く場と自宅で安全な水を十分得られず、その結果、毎年死者が絶えない。

 水の権利は食料の権利と密接に関係している。2015年の世界食料デ―(10月16日)にIUFは、「もし水が生命だったら」と題したアジア太平洋地域書記局がまとめたインドとパキスタンの事例調査を発表した。