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ブラジルの食肉労組、組合員を教育し、政府の安全規制実施をモニターする

07.08.13 News
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食肉労組による15年にわたる闘争を経て、政府はブラジルの食肉産業の劣悪な安全衛生状況を調査するため、ようやく三者構成委員会を設置した。その結果、100万人の労働者が恩恵を被りえる包括的な規制が成立した。ブラジル政府は、規制基準36号の実施に2年間の期間を定め、IUF加盟労組は、本セクターの安全基準の変更に関する教育活動を開始した。本規制の主な特徴は、定期的な休憩と人間工学デザインであり、組合の安全衛生への参加、義務的な個人保護用具、リスク管理プラン、労働者の定期身体検査、負傷後のリハビリについても言及している。教育と規制実施モニターは、IUFのブラジル加盟労組にとって大仕事であるが、同時に労組は、使用者がこの基準を弱めたり、攻撃しないよう警戒しなくてはならない